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震災から7年  umenai

下記の詩は、アメリカ人の女性が10歳の息子を亡くし、
その悲しみの思いを綴った詩です。

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最期だとわかっていたなら

ノーマ・コーネット・マレック
訳・佐川睦

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしはもっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしはあなたを抱きしめてキスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしはその一部始終をビデオにとって
毎日繰り返しみただろう

あなたは言わなくても
分かってくれていたかもしれないけど
最後だとわかっていたら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら
わたしは今日
どんなにあなたを愛しているか伝えたい
そしてわたしたちは忘れないようにしたい
若い人にも年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを
明日が来るのを待っているなら
今日でいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから
(中略)

「ごめんね」や「許してね」や
「ありがとう」や「気にしないでね」を
伝える時を持とう

そうすればもし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから

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震災から7年。
誰もが明日という日は約束されたものではないと
思い知らされました。
犠牲になった方々が身をもって私たちに教えてくれた様々なこと。
私たちにできること、しなければならないことは
その教えの数々を守り続けることです。

そして、亡くなった人たちの分まで強く生きる。
それが残されたものたちの使命だから。

被災地に笑顔の花が一日も早く満開になりますように。













by bombo0714 | 2018-03-11 09:21 | umenai

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